『ヒトラーと関係が!』椎名林檎⇒虚言症&依存症の世界観がエグい!

女性ソロボーカリスト
歪み系女子Rose
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今回は椎名林檎とヒトラーとの関係性や、虚言症&依存症の世界観がスゴいとしか言いようがない事を追求していきます!

椎名林檎に、なぜ「ヒトラー」と言う言葉が出てきたのか?

彼女が作り出す歌詞にはオリジナリティが高い要素が多いと思いますが、その中でも「虚言症」や「依存症」と言う楽曲には椎名林檎しか作れないリソースが多いです。

ここでは、ヒトラーに関する部分や、彼女の楽曲制作においての世界観を見ていきたいと思います。

椎名林檎とヒトラーの関係性がヤバい・・

歪み系女子Rose
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長い間女性シンガーのカリスマとして名高いのが「椎名林檎」です。その独特の音楽性に椎名林檎はかなりの奇人としても有名ですよね!

エピソードの一つとしてあるのは、彼女が当時愛車として乗っていた「ベンツ」に「ヒトラー」と名付けたことです。。

この当時自分が所持しているものを全てドイツ語で命名していた彼女ですが、まさかのヒトラーという名前で炎上していたこともありました。

ヒトラーはナチスドイツという帝国国家を作り、多くのユダヤ人を虐殺したことで、独裁者として歴史上に名前を残しています。

そのこともあってか中々受け入れてもらえる名前ではいのですが、それを平然とやってのける彼女はさすがとしかいえませんよね。。^^:

椎名林檎

ちなみに、愛車のヒトラーは、2000年にリリースされた自身のシングル「罪と罰」のMVに登場しています。

MVでは、縦に切断され爆破するという演出があり、実際に爆発させたようですね。

椎名林檎いわく、ヒトラーはすぐ故障しちゃうし、使えないから切ろうとのことでした。っ彼女らしさ満載のエピソードですね。。

また、シングルジャケットの写真にも使用されていますね^^:

椎名林檎の「虚言症」の世界観がエグい!

歪み系女子Rose
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椎名林檎が高校生だった頃に作られた曲に「虚言症」というものがあります。

これは、この当時新聞のニュースに上がっていたある少女が自殺した事件からインスピレーションして作られたものでした。

出典https://www.youtube.com/

歌詞には、インスピレーションする源となっている事件から彼女が思ったことや、不条理な世界に対する思いなどが赤裸々につづられており、何気ない一言が良い方にも悪い方にもきっかけになっているという現代のいじめ問題に心理をつくような歌詞になっています。

しかし最後には「無数にある他人の中で救える人数は限られる。だからあなたを救いたい」という希望に満ちた終わり方を迎えており、くらい雰囲気で曲が進んでいく中で希望を見出している世界観がかなり独特です。

ある意味社会風刺のような楽曲である「虚言症」ですが、これを高校生の頃に書いていたのがかなり驚きです。

椎名林檎

椎名林檎

椎名林檎は当時から天才だったことがわかるのではないでしょうか?

ちなみに、彼女と匹敵するほどの詩を書くアーティストはと言えば、元レベッカNOKKOさんや、元祖メタル女王の浜田麻里さんがいますよね。

彼女達も、椎名林檎と同レベルの独創的な詩を書くミュージシャンです。

椎名林檎は「依存症」をどのような思いで作ったのか?

歪み系女子Rose
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さらに彼女は、2000年にシングルとしてリリースされたのは「依存症」です!

この曲は、文字通り、依存症をテーマとして書かれた曲です。

出典https://www.youtube.com/

彼を失った女性が、虚無感にさいなまれ依存しきっていた自分に対する哀愁を演出しています。

また2000年という激動の時代ということもあり、このような重いロックでありながらバラードチックな歌が合っていたと感じます。

いずれにしても、この楽曲は椎名林檎の初期を代表する名曲です。

椎名林檎さんのネームバリューといえば、アイデンティティーが強力でそのオンリーワンのスタンスがスタイリッシュなことが見受けられます。

椎名林檎

そうは言っても、そのスペシャルな視点をフォローしているのがズバ抜けた歌の能力と作曲力ですよね!

リアルなピッチとテンポ、さらにアップのある高サウンドなどボーカリストという形でこれ以上ないキャパシティーを持ち、その部位に官能的なボイスが覆いかぶさってオンリーワンの視点を完成させています。

メロディによってトーンも変わって見えて、バラエティーに富んだ面持ちを出します。

しっかりした歌の実力の上でアイデンティティーが踊っているニュアンスのムードです。

ちょくちょく巻き舌で歌うケースがあるのですが、これに関してもしっかりしていてスタイリッシュなんですよね^^

その他には置き忘れていけないのが作曲力。

これに関しても歌と同じ様なんですよね。

椎名林檎

ユニークさを意識することなくもキャッチーで惹きつけられるリズムラインの書き手なんですよね。 オルゴールで鳴っていたところでビビッドという感触がするリズムラインなんです。

作曲に至るまでズバ抜けたハイクオリティーなリズムラインをベースに置いて、それがあるからこそキャラクターが踊っているタッチです。

椎名林檎さんを聞き及んでいると、きちんとした歌の実力&作曲力の事の大きさをエモーションしますね^^

彼女の独特な世界観や、歌詞の社会性がわかる楽曲ですので、ぜひ聴いてみてください!

椎名林檎の歌詞や曲タイトルに独自のアイデンティティがある

歪み系女子Rose
歪み系女子Rose

これまで出てきた、「虚言症」や「依存症」のように、椎名林檎の音楽には独自のアイデンティティが感じられますよね^^:

普通このようなタイトルは思いつきませんよね。。

しかも高校生の頃の楽曲でもあるので、かなり早い段階で、音楽的センスが発達していたと考えられます。

椎名林檎

楽曲も、ロックと、ジャズ、R&Bをうまく織り交ぜた、椎名林檎の音楽が出来上がっているので、かなり新しい音楽ですし、誰にもまねはできません。

椎名林檎の世界観とは全く真逆ですが、ある意味衝撃を受けたガールズバンドとして彗星の如く現れたのがジッタリンジンです!

このバンドもある意味衝撃でした。。

最近では、TRIDENTと言うガールズバンドも出てきて、ボーカル兼ギターのASAKAなんかは椎名林檎と世界観が似ています。

TRIDENT ASAKA

音楽プロデューサーである、野見山實は、デビュー前の椎名林檎の詩集を見て、その発想と着眼点から展開が、凡人とは異なると感じていたそうで、曲も同年代の若い作家にはあまり例をみない発想があると評していることから、椎名林檎は、日本を代表する女性シンガーであり、今後登場することはない唯一の存在であるということは言うまでもないでしょうね。

椎名林檎が影響を受けたミュージシャンは?

歪み系女子Rose
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椎名林檎が影響を受けたアーティストには、洋楽と歌謡曲の二つが軸になっています。

洋楽は、父親が良く聴いていた、ビリー・ジョエルおよび

■ニーナ・シモン

■サラ・ボーン

■エラ・フィッツジェラルド

などの女性ジャズ・ボーカリストが中心で、その後、

■レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

■レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン

などを音として聴いていたようです。

歌謡曲は、母親の好きだったという五輪真弓大塚博堂などのかなり古いものを聴いていたようですね。

また、J-POPよりも阿久悠やなかにし礼のような職業作詞家たちが書いていた昭和の歌謡曲を中心に聴いていたということも相まって音楽の捉え方が、かなり作詞家よりになっていると本人は語っております。

よって、洋楽と歌謡曲の二つが組み合わさってこそ、椎名林檎という新なジャンルの音楽が誕生したことは言うまでもありません。

彼女特有の音楽的センスは、私たちの想像をかるかに越えているからこそ、椎名林檎は天才なのではないでしょうか?

椎名林檎さんは、単なるボーカリストはなく“建築家”に近い要素があります。

椎名林檎

旧来の楽曲はロックでこの何年かでジャズに移行している感じもします。

彼女が作る曲のコードプロセスは一歩突き進んだインスぺクションをもとに、イマジネーションの斜め先をゆく インテリジェンスや、そのサウンドがモノにする凄みにアプローチしていますよね。

これとは別に、椎名林檎本人にもインタビューでは、曲作りのパターン、インスピレーションのリソース、影響をもたらされた音色、自分が凄いと思うミュージシャン、ライブ演奏の拘り…であったり、広い範囲のこだわりを語り、そのアクの強い感受性を日々大事にしていると語っております。

彼女に影響を受けたミュージシャンは計り知れないですが、彼女自身も影響を受けたミュージシャンがいるからこそ、彼女のオリジナリティが確率されているのかもしれませんね!

今後の椎名林檎に注目です^^

この記事を書いた人

歪み系女子Rose
歪み系女子Rose
ガールズバンドどっとねっと管理人の歪み系女子Roseです^^ギターが大好き、バンドが大好きGirlです!ガールズバンド全般やギャルバン、パート別にボーカリスト、ギタリスト、ベーシスト、ドラマーなどを追っかけます!メジャーなガールズバンドはもちろんのコト、マイナーで今後ブレイクしそうなバンドも多岐に渡ってピックアップ!

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